年中残業している社員は・・・

今日は21:00過ぎまで仕事してました。 それでも以前と比べれば、残業は遥かに少なくなったけど。
大体私は月俸制なので残業するだけ損なのだけれども、しなきゃ仕事が片付かないという現実があります。
そんなところに、こんなエントリを見かけました。

必要な仕事量を勤務時間中にこなせないなら単に無能だ。


一人だけ仕事が集中して残業しているなら、周りに振る管理能力がないって事でこれも無能だ。


みんながみんな年がら年中残業しているなら、そんな気の狂った会社を見限れないって事でこれも無能だ。

http://anond.hatelabo.jp/20070208202856

どれだけやると「年中」になるんだろ? 言いたい事は分かるけど、表現がちょっとラジカルだよね。
業種・職種によって程度は違うだろうけど、残業しなくて済むセカイがあるなんて思えない。 こんな見方もあるんじゃないか?

必要な仕事量を勤務時間中にこなせるなら、それはスキルが低いと見なされて手加減してもらっているのかも知れない。


仕事を周りに割り振れるなら、他人でも出来る仕事をやっているわけだから専門性が足りないのかも知れない。


みんながみんな年がら年中残業している会社を見限るということは、協調性が欠如しているってことかも知れない。



「残業なんて単なる自己満足だ」なんて、考察の足りない断定だ。

売り言葉に買い言葉って気もするけど、事実、アテに出来ない人間にはおっかなくて仕事任せられないもん。
実際、昔いたんだよねぇ・・・「オレは仕事が出来るから残業はしない」って公言してて、実は周囲から「使えねぇー」って思われてた人が。 「空気読めよっ!」って感じかな。
かと思うと、自分より部下が早く帰るのが気に入らず、厭味を言うイヤな上司もいたなぁ・・・。


結局ね、残業だけで人の能力を云々するもんじゃないでしょう、というのが私の意見。
有能な人は確かに残業しなくて済むかも知れないけど、逆が真とは限らないでしょ。