リンクとか引用とか

自分自身、通常リンクはもちろん、時に直リンクとかディープリンクを張ったりするので、早急に自身のスタンスを示しておかねば、と準備を進めているのだが、それが結構長文になっており、なおかつまだ纏まっていない。
そうこうしているうち、id:LEOat氏が「引用」に関して意見を表明されたので、それに乗じて持論を展開してみたい。
(以下、2月21日のニュース - 神コップBloG_ver.?より)

俺はそれが何かしらの実害を及ぼしたり、具体的な規制に抵触しない限りは、インターネット上に掲載されている文章を引用するにあたって、その文章の提供者(この場合ははてなブックマーカー)1人1人の心情を過度に慮るべきではないと考えているよ。そういう前提がなければ情報の円滑な共有なんてできないし、みんながみんな「俺の書いた物を引用する時はこうすべき」とかって俺ルールを定めだしたら困るもの。

元は「はてブコメントの転載」についての言及なのだが、引用全般についても言えることだろう。
私も基本的に同じ意見を持っている。
敢えて私自身の言葉で言えば、

リンクや引用は(法に抵触しない限り)許諾は必要ないと考えるが、リンク先(或いは引用元)の意向はなるべく尊重する。

ということになる。
実は「意向はなるべく尊重」というところに含みがあって、つまり「法的に問題なくても嫌がられることは控えます。 けれど、それも場合によりますよ」と言っているわけ。
出版物の場合、条件を満たしていれば自由に引用が出来るのだから、ネットで公開されている文書についても同様に考えてよいと思う。


それはそうとLEOat氏が論評している元文書、よくよく読んでみると引用の基本的要件(引用部が従で、それに対する論評が主であること)に鑑みて、的外れな主張ではないように見えてきたのだが、さて、どうであろうか。