護衛艦せとぎり&ゆうぎり見学

護衛艦ゆうぎり

北海道のことを記事に書いたら、無性にロングドライブしたくなりました。
それでまた新潟まで来てしまったのですが、偶然、海自の護衛艦を見学することが出来ました。
詳細は帰宅後に。


・・・無事帰って参りました。
さて、新潟では各所に匂い付けをして回りましたが、やはり今回の一番の収穫は護衛艦の見学が出来たことでした。
軍事マニアじゃないけれど、兵器にはかなり興味があります。 技術のひとつの到達点ですしね。


10:30、小樽行きフェリーの出航を見送ると、その先に軍艦らしきものが2隻、停泊しています。

この場所、以前は出入りが黙認されていて釣り人が糸を垂れていたもんですが、数年前に車の乗り入れが出来なくなり、今回行ったら、とうとう金網で囲われてました。
珍しいのでそのまま歩いていくと・・・。

おおぅ、見学できるじゃん! しかも指定時間内なら艦内見学もOK!・・・って、午前中の見学締め切り直後・・・orz。
岸壁からの見学はOKだったので、船首から船尾にかけて歩いてみました。
  

同型艦ですが、ブリッジの少し上にあるレーダーの違いが分かりますかね? せとぎりのはフェーズドアレイレーダーだそうです。

アスロックランチャーの動作確認テストも見ることが出来ました。

とりあえず満足して一旦その場を立ち去ったのですが、やはり艦内も見てみたいもの。 しかし13:30までは間があるし、時間を潰すのもなんだか勿体無い・・・迷った挙句、新潟市内をぶらぶらしてたら、退屈せずにちょうどよい時間になりました。
で、続き。 まず、接岸しているせとぎりに乗り込むのだけれども、今回、この艦は見学対象外だった模様。 渡し板を使ってゆうぎりに乗り移ります。
  
上の写真は、どれもゆうぎりのアスロックランチャーまわり。 「アスロックランチャー安全守則」「アスロックミサイル安全守則」は、さすがに兵器に関するものだけあって語調が厳しい。(解像度が低くて読めないでしょうけど)
下の写真は、船尾にあるシー・スパロー艦対空ミサイルランチャー。

順路通りに歩いていくと、せとぎりとの渡し板が見えてきます。 そしてその先には、3連装短魚雷発射管が。
 
他の兵装は、76mm速射砲を除いて非公開でしたが、初めての体験なので十分満足しました。 帰りにパンフレットも戴きましたし。


ところで、最初に両艦が停泊しているのを見たとき、てっきり日朝関係が緊迫しているからだと思ったのですが、どうやら海の日前後の恒例行事みたいですね。
そう言えば去年だったか一昨年だったか、北海道の浦河あたりで陸自の戦車&軍用車両の見学会やってましたが、あの時もたしかこの時期でした。
どちらも随分ひっそりとやってるなと思いましたが、大々的にPRすると具合が悪いってことなのかも知れません。
何はともあれ、自衛官の皆さん、お疲れさまでした。

アスロックランチャー稼動試験(2006年9月18日追記)

動画をYouTubeにアップロードしました。