true tears 第2話「私…何がしたいの…」

今期、私が最も注目している作品。 作品の雰囲気が「Myself;Yourself」に似ているからかも。 OP曲「リフレクティア」も耳に心地良い。


作品の舞台は富山県だそうで。 最初にオープニング(のお祭りのシーン)を見たときは、直感的に中部地方だと踏んだんですが、飛騨高山か郡上八幡あたりかと思ってました。 そう言えばヒロインのひとり、乃絵の名字の石動(いするぎ)って、富山県の難読地名として割と有名なんですよね。
これは製作会社(P.A. WORKS)が富山県にあることが関係してるそうですが、そもそも富山にアニメ製作会社があるということが驚き。 そういう会社はほとんど東京(それも杉並・練馬あたり)にしかなくて、京都アニメーションなんかは例外中の例外だと考えてましたから。
公式ブログにも書いてありましたが、それまで二次請けだったとのことで、知名度が低いのも失礼ながら当然かもしれません。

富山でアニメ会社やってて外担としての苦労は、とにかくアニメ会社があるというキョウガクの事実を、先方にご理解いただく事から始めなくてはならない点です。しかも、本作品前までは二次請けでしたから、一般的な知名度も無いも同然ですし・・・

http://www.truetears.jp/blog/2008/01/post_14.html

しかしあの「攻殻機動隊」や、NHKで放映された「ツバサ・クロニクル」「精霊の守り人」などを手掛けた実績からするに、相当レベルの高いスタジオのようです。 実際、OPでヒロイン(湯浅比呂美)が制服のファスナーを閉めるシーンとか、第2話で眞一郎に謝る際、肩に掛かった髪がハラリと前に垂れ落ちるシーンなど、細かいところも手を抜かずに描き込んでいる事に感心しました。


ところで、本作と同時期に放映が始まった「PERSONA - trinity soul -」も富山県が舞台。 一体どうしたんだ富山!?
実は私、富山に縁のある人間。 こういった形で富山が注目されるのは、何だか我が事のように嬉しいですね。


さて、漸く本題。
あらすじは公式サイトに任せるとして、これまで観たところでは、乃絵が不思議ちゃん過ぎて捉えどころがない感じ。
比呂美も感情を押し殺しているようで、これまた良く分からない。 ただ比呂美の場合、有り体に言えば「居候」という肩身の狭い立場が、彼女をしてそう振舞わせていることは想像に難くないかな。


第2話では、主人公の眞一郎と知り合った乃絵が彼に急接近。 そんな彼女に接近しようとする比呂美は、自分でもその行動の意味が理解できず戸惑っている。 それがサブタイトルの「私…何がしたいの…」に表れているんだけれども、これはあれだ、俗に言う「フラグが立った」っていう解釈でいいのかな? つまり、幼馴染みであるうえ同居までしている眞一郎に、表向きは気のないふりをしながらも、知らず知らず心引かれているという・・・?
とにかく、今後の展開に期待。


この作品、クリアに録画したいのでBS11で視聴中。 テレ玉の受信状況はもうだめぽ
前にも書いたけど、BS11(のANIME+枠)は有難い。 何しろBSなのだから、事実上全国放送。 P.A. WORKSの中の人も、「富山では今のところ流れる予定はないがですぅぅぅぅ」などと言わず、「全国放送してます」くらいの勢いで言っちゃっていいのでは? 


で、tvk(のアナログ)も観られる私は、これから録画した第3話を観ますので、今日はここまで。
あと2エントリ書くつもりだったけど、遅筆な私はこれが限界でした・・・。


P.S.
「眞一郎の、靴の底にもアブラムシー」、この歌、一瞬アフレコ時のアドリブだと思ったんですが、眞一郎が怪訝そうに自分の靴底を覗くシーンがあったことから考えると、ちゃんと台本に書いてあるということでしょうね。
不思議ちゃんなのは、実は脚本家?