フラグが立った?

それは昨日の昼下がり、買い物中のことでございます。 信号のない横断歩道の手前で車が通過するのを待っておりますと、背中に何かがぶつかりました。
何事かと思って振り向くと、そこにうら若い女性が立っていたのです。 年の頃は高校生〜大学生くらい、メイド服が良く似合いそうな、可愛らしい娘さんでした。 まさに「それ何てエロゲ?」ってなシチュエーションです。


紳士であれば、ここでニッコリ笑いかけて気の利いたセリフのひとつでも言うのでしょうが、あいにく私はダメ人間。 思いっきり殺気のこもった一瞥をくれてやると、一言も発することなくすぐ向き直り、車が通過するのを待ってから足早にその場を立ち去りました。


後で考えると随分大人げない接し方をしたもんだと思いますが、突然の出来事でしたし、何よりその人、一応謝りはしたものの終始ヘラヘラ笑ってたんですもん。 もう少し申し訳なさそうにしたっていいじゃない。 人間だもの。 みつを。
それにこちらはモタモタしている車を先に通してやろうと、その場で割と長いこと辛抱強く待っていたのです。 決して急に立ち止まったわけじゃあ、ありません。


でもそれで、もしかしたら立っていたのかも知れないフラグは実に呆気なく倒れてしまいました。
自分でへし折ったフラグに合掌。 (-人-)