東京国際アニメフェア(最終日)

昨日はマジカノイベント目当てだったので、もっと他のブースも見たくなり、また出かける。
ブログの書き残しエントリを書いていたら、また時間が押してしまい、閉会1時間前に漸く入場。
今日は積極的にパンフレット類を貰いながら(昨日は荷物になるのが嫌で、全く受け取らなかった)、マイナーなブースを見て回る。
以下、個人的な興味本位で目ぼしいものをご紹介。

セルシス(B-16)

アニメーション制作支援ソフトRETUS!(レタス)のメーカー。
一般向けに発売しているデジタルマンガ制作ソフトCOMIC STUDIOでその名を知っている方もいるだろう。

比較的歴史が浅いが、製作現場のデジタル化に多大な貢献をした会社。 何しろ、現在アニメスタジオで使われている制作ソフトの約9割がRETUS!シリーズという状況で、この分野では圧倒的なシェアを持つ。
映像ソフト分野と言うと、一般的には欧米が圧倒的に強いものだが、セルアニメのタッチをそのまま継承しつつ、制作の省力化を実現するシステムを作り上げたことが、成功の要因と言えるだろう。 製作現場がいずれデジタル化されることは私も予想はしていたが、それを実現する技術力・行動力には脱帽。


実は社長の川上氏は、N君(旧友N君との再会 - しまうま技研)のクラスメイトだったそうである。 同年輩でも、もうこれだけの差がついてしまっている・・・orz。


ブースではRETUS!システムを展示していたが、一般人に対しては見事なくらいスルー状態。 こちらも遠慮して声を掛けなかったので、当然と言えば当然か。

ボーンデジタル(C-51)

デジタルオーサリングツールの販売代理店。 Mayaとか3ds Maxなどを取り扱っている。
商品パンフレットを一通り戴いて参りました。

白組(C-28)

映画「リターナー」や「ALWAYS 三丁目の夕日」のVFXを担当したスタジオ。
展示は地味で近寄り難かった・・・。