無敵看板娘

もうテレ玉(というか、関東圏)では放送が終了してしまったけれど、今期一番のお気に入りだったので触れておこう。
サブキャラの活かし方とかストーリー展開、オチなどで多少不満の残ることはあったし、時には荒唐無稽すぎて置き去りにされたけど、美輝とめぐみの強烈なキャラに惹きつけられた作品だった。
特にめぐみの二面性を演じ切った小清水亜美嬢は見事。 美輝役・生天目仁美嬢の演技もそれに劣らず見事だったが、「可憐にして陰湿」という"魅力的な"めぐみの設定の前に、やや霞んでしまった感じがする。 そんな美輝も、最終回で酔って可愛らしい一面を見せ、これまた「粗暴にして清楚」という魅力を振り撒くのだが。
この二人の格闘をもっと前面に押し出したら、さらに面白くなったと思う。 西山勘九郎・敏行・茅原先生は本作品にあってもかなり極端な存在で、登場すると話がとっ散らかってしまった観がある。 続編を作るならば、是非その辺を上手く纏めて戴きたいもの。
個人的に面白かったのは第5回と第7回。
特筆すべきは、深夜枠であったにも関わらず、至って健康的だったこと。 第5回(第10話)で、めぐみの太ももが露出して串を仕込んだガーターがチラリと見えたくらいで、その他には際どい描写は一切なし。 オレ的には好感が持てたけど、このこだわりは何だろう?


ところで先日、DVDショップでこんな小冊子を貰ってきた。
 
原作第1話が掲載されているのだが、初回ということもあってか、絵柄がまだ十分にこなれていない感じ。 小冊子の表紙はだいぶこなれているが、まだ少々アクの強いところがあって、アニメではそこをブラッシュアップしてある。
この小冊子には関係者のインタビューも載ってるから、ファンの方は入手するとよろしくてよ。


公式サイトは、ビデオストリームがBIGLOBEとNTTフレッツで視聴できることが紹介されていなかったり、「電子漫画」がまだ工事中だったりと、ちょっと中身が薄いので頑張って欲しいところ。