true tears 第3話「どうなった? こないだの話」

サブタイトルは愛子のセリフから。
乃絵と比呂美だけじゃなく、愛子までもが眞一郎に想いを寄せていたとは。 第1話で三代吉が愛子を彼女だと明言していたので、こんな形で絡んでくるとは思ってませんでした。 実は先週くらいまで、彼女がOP三人娘のひとりだとは気付かなかったんですよ。 いずれ登場する新キャラだと思ってました。 眞一郎並みに鈍いですねワタクシは。


話を元に戻すと、比呂美が眞一郎に持ちかけた相談の行く末が気になっていた愛子が、比呂美の真意を汲み取って彼に諭すわけです。 その際に愛子の本音がポロリ、と。 幾つかのブログで書かれてますが、三代吉、可哀想過ぎ。


一方の比呂美も、やはり彼に惹かれていることが今回はっきりするわけですが、その思いは彼女自身で封印してます。

「全部封印したの……この家に暮らす、って決まった時」(Bパート回想シーン、比呂美のモノローグより)

そんな辛い選択をした理由のひとつは、眞一郎の母との折り合いが良くないことにあるみたい。 彼の母親、どうも息子を溺愛気味……というか、どうやら比呂美に嫉妬しているようなのです。 これはちょっと怖いな……今後の展開の重要な伏線になりそうな予感がします。


さて、そういう経緯で、親友である朋与にすら本心を明かさない比呂美。 朋与のお節介を躱すためか、「私が好きなのは、蛍川の4番(=乃絵の兄)」と言ったその言葉は、期せずして眞一郎の耳に入ってしまい……というところでTO BE CONTINUED。 言葉を失って立ち尽くす比呂美の、目を見開いた表情がとても印象的。 あぁ、早く第4話を観たい。 そのサブタイトルは「はい、ぱちぱちってして」。


この作品、やはり随所で話題になってますね。 やっぱ、分かる人には分かるでしょ。 絵も動きもいいし、"true tears"というタイトル(とテーマ)だけ残して新たに練り直されたストーリーには、観るものを惹きこむ魅力があります。
まだ始まったばかりだけれど、これは今年屈指の良作になる予感。

比呂美とクラスメイトとの会話を立ち聞きしてしまった眞一郎とか、かなりベタな展開で、客観的に見れば典型的なラブストーリー。主人公モテまくってるし。でも作画も一定のクオリティを保ち、人物もテンプレ通りではなく確立した己を持って行動している様を見るとやはり見入ってしまう。
(中略)
もう今期の大本命決定。

2008-01-20 - ソルバルゥの機窓から

(強調は筆者)
ナカーマ( ・∀・)人(・∀・ )