富山県とマンガ・アニメとの関係

北日本新聞に続き、とうとうお役所(南砺市)もtrue tearsをピックアップ。

true tearsの舞台に城端が選ばれた経緯については、メディアに掲載された関係者のインタビュー記事で明らかにされていますが、やはり「制作スタジオの所在地だから」というだけでは説明しきれない必然性を感じます。 つまりですね、城端という街の静かな佇まいが、登場人物たちの心理描写を際立たせているという…。


一方、同じく富山を舞台としながらも、話題から取り残されている観があるPERSONA - trinity soul -ですが、こちらは情報が足りなくて、なぜ富山を舞台にしたのかが分からない。 もっとも「雪に閉ざされる海沿いの静かな街」という設定を要求する作品だとは思いますが。 ただそれだと、秋田でも新潟でも、福井でも鳥取でもいいじゃないかという気はしますけど。


さて富山県ですが、藤子不二雄氏やまつもと泉氏の出身地としてつとに有名ですよね。 それに、彼らの出身校である高岡工芸高校は、2005年の「まんが甲子園」で優勝もしています。

そういうこともあってか、マンガに対しては、以前から(行政も含めて)理解のある土地柄のような気がします。 事実、私の祖父や父*1は教育に関してとても厳格でしたが、不思議とマンガやアニメに対しては寛容でしたし。
なので、私は以前から父に「今年は富山、来るよー。"true tears"という作品で話題になるよー」と吹き込み、また半ば無理矢理true tearsを見せてもいたのですが、実際にこうして話題になった今、父のコネを利用して更なるテコ入れが出来ないかどうか、密かに画策しております。


P.S.
公式ブログによると、何の関係もないバイク誌までがtrue tearsを取り上げたそうな。

もう勢いが止まらない…。
土・日で昼夜逆転の生活になってしまいましたが、元に戻さにゃならんので、11話の感想はまた今度。

*1:富山出身です