富山県高岡市の金属加工会社が作る、自動車用超高級ホイール

MISC

富山というのは不思議な県で、キラリと光る企業がいくつも存在します。
「パロ」の知能システムの他にもアニメのP.A.WORKS（ピーエーワークス）がありますし、スイッチング電源のコーセルのことも以前エントリに書きました。　また「ゴールドウイン」もご紹介したことがありますが、ピンと来なかった方には、革新的な競泳水着「レーザー・レーサー」の国内販売代理店だと言えば「ほほぅ」と思って戴けるでしょう。

今日はそれに加えて、また新たな発見をしました。


以前BBSホイールについて書いたことがありました。
車に疎くてググるのも面倒、という方に掻い摘んで説明すると、BBSはドイツのメーカーであり、またその自動車用ホイールのブランドです。　鍛造製法による高品質で軽量のホイールは世界中から高く評価されており、フェラーリやポルシェなどのスーパースポーツにも採用されているほど。
そのBBSの日本国内での委託製造先が、ワシマイヤーという、高岡市にある会社なのです。

鍛造は鋳造より強度を高められるので、その分、肉厚を薄くすることによりホイールを軽量化できます。　その効果は絶大で、俗に「バネ下重量の1kg低減は、ボディ15kg減に相当する」と言われているくらい。　ですから一口にアルミホイールと言っても鍛造品は別格で、そのトップブランドがBBSなのですね。　BBSは私にとって以前から憬れのブランドでしたが、その製造を請け負っているのが高岡にある会社だったとは…富山、始まってたんだな。