サーキット体験走行

k87p5612009-01-12

プロフィールからも分かるように、私は結構車好き。
車の話題だけで小一時間一方的に語れるけれど、こと愛車に関しては人目に触れるもの故、身元が割れないように意識して話題にしてこなかったチキン野郎です。
そんな私ですが、この3連休に「日本で唯一のオーバルコース」がある"ツインリンクもてぎ"でサーキットを走って来ましたのでご紹介。

サーキット走行と言っても、速度無制限の全開走行じゃあ、ありません。 そんな走りをするには(レースでなく練習走行でも)ヘルメットや不燃スーツの着用が義務付けられ共済会にも加入せねばならず、かなりハードルが高いのです。
でも、ここでやってる「ファミリー走行」には、そんなものは不要。 先導車付きで速度を抑制するのでお気軽に走れます。

同乗者すらOKな「安全速度」で走るので人によってはもの足りなく感じるかも知れませんが、車の性能と運転者の技量をみて、先導車のドライバーが速度に若干イロをつけてくれるようです。
それに、ウレタンウォールから十数センチしか離れていないスレスレのラインを100km/hオーバーで走るのは、なかなかにスリリングですよ。 まずは動画をご覧あれ。

コースの解説は音声を聞いて戴くとして、幾つか補足しておきます。
まず、画面に速度が表示されてますが、これはDefi(日本精機)のVSD-XというHUD製品。

旧製品はフロントガラスに表示を反射させる仕様でしたが、視認性を上げるために貼る「コンバイナフィルム」の光透過率が低く車検でアウトになってしまうため、反射板と一体化してリニューアルしたもの。
走りには直接関係ないけれど、私は光り物が好きなので。 こういう便利な使い方もありますしね。
表示がチラつくのは、HUDの表示掃引速度とカメラの電子シャッター速度にズレがあるため。 先導車(マーシャルカー、リアにSAFETY CARと書いてある)の車体上部にあるランプ(フラッシュライト)が殆ど光っていないように見えるのも同じ理由。 実際には、もっと頻繁に明滅してます。


その先導車は、ホンダのNSX。 無線(恐らく特小無線)によるコースの解説付きで最初の1周は40〜50km/hで軽く流し、2周目から速度を上げて周回します。
通常は5周するのですが、今回はイベント開催日だったため、周回数を減らしてその分料金を下げてました。 前回は最終周回でコース上に車を停め、バンクを体感したりとかあったんですが、今回(実は2回目の走行)はそれもありませんでした。 でも無線による解説はいいアイディアですよ。 今までやってなかったのが不思議なくらい。


その解説に出てくる「グラベルベッド(たぶん、俗にサンドトラップと言われている安全帯)」ですが、そこに突っ込んで動けなくなった車を牽引する特殊車両を目にしました。

ピックアップトラックを改造したものですが、とにかくゴツイのひとことしか出てきません。
これが実際に走っているところも目撃しましたが、残念ながら撮りそびれました。