寝台特急「北陸」の出発

石川啄木 歌碑

ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを 聴きにゆく

ご存じ石川啄木の、あまりにも有名な一句。 「今日の1枚」は、上野駅15・16番ホーム中間にある啄木の歌碑でございます。


"true tears"の舞台と制作会社が富山にあると知り、居ても立ってもいられず旅立ったのがちょうど1年ほど前のこと。

あの頃はまだ第3話までしか観ておらず、城端が重要な舞台だということは公式ブログでもほとんど明かされていませんでした。 私はただ「とにかくスタジオだけでも見てみたい」という一心で向かったのです。 ワタクシ、モデル地だけでなくスタジオ巡りもしますんで。

しかし、落ち着いた城端の街並みには「映像作品のモデル地」という以上に感銘を受けました。 特に雪の善徳寺の素晴らしさは格別で、「これは絶対作品に登場する!」と踏んで写真を撮っておいたのですが、その読みは「城端駅にコーナーか何かができるかも」という予想と共に的中したわけです。 これが昨年、一番嬉しかったことのひとつですね。


そんなことを思い返していたら啄木のような心境(ただし、訛ではなく列車が目的)になり、いつか乗りたいと思っている「北陸」を見に、上野駅まで行って来ました。

しかし…毎日運行しているから珍しくもないはずなのに、鉄っちゃんが多くてびっくりです。