高校野球と応援団の思い出

今年の夏の甲子園富山県代表の座は城端を擁する南砺市の学校が勝ち取ったということで、南砺市長もお喜び。

かの「じょうはな座」でも、あの設備を利用して応援イベントを開催する計画がありました。

じょうはな座の新しくなった大スクリーンで、福野高校の試合の生中継を観ましょう!


集まってみんな一緒に応援することで、
必ずやなんと球児に市民の思いは届けることができるハズヾ(`Д´)ノ


入場料はいただきません!無料です!

じょうはな座「楽屋裏」 祝・甲子園初出場!

ただ、残念ながら初戦は雨天のため明日以降に順延となってしまいました。
対戦相手は、スポーツ音痴の私でもその名を知ってる強豪校・天理なので厳しい戦いになると思いますが、私も陰ながら応援しております。


さて、そういった背景に加えて今年は初日が土曜日だったこともあり、久しぶりに開会式を見ておりましたら、母校の後輩が始球式に出てきたのでおったまげました。

甲子園球場兵庫県西宮市)で8日開幕した第91回全国高校野球選手権大会で、国泰寺高(広島市中区)野球部3年田中怜朗(れお)主将(17)が始球式をした。前身の広島中が1915年の第1回大会に出場後、全国大会に出ていないため選ばれた。

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正式には「広島国泰寺」です為念。

進学校なので相対的にスポーツ方面はあまりパッとしませんが、高校サッカーでは名門だったりします。
高校野球では、県下に強豪校がひしめいているのでなかなか甲子園へ行かせてもらえません。 しかし、記念すべき第1回大会に出場していたのには驚き。 その後100年近く全国大会から遠ざかっている事実も、ある意味奇跡的ではあります。
それでも私の在学中に県内ベスト8まで進出したことがありまして、その時私は応援団の一員として県予選に同行してました。


同校の応援団は、その伝統ゆえに蛮カラ風。 入団希望者が殆どいないので、各クラスから強制的に1〜2名の団員を徴集することに。 私は既にアニメサークルに参加していましたが、クラス会で「人柱」を選出する際、帰宅部と見なされ推薦されてしまったのです。 こんな酷い話がありましょうか?(涙)
結局、強制入団させられてアニメサークルは自然退会となりました。 これは今でも残念に思っているのですが、反面、得難い人生経験だったとも感じています。
炎天下の厳しい練習、何処へ行くにも裸足だったこと…夏のアスファルト路面は火傷するほど熱いのですが、それでも我慢するのです。 
もちろん、路線バスにも素足で乗り込みますが、この時はかなり恥ずかしかったですね…次第にその恥ずかしさにも慣れてしまいましたけど。


私の応援が功を奏した(?)のか、その年の野球部は3回戦まで勝ち抜いて県内ベスト8に。 これには誰もが驚きましたが、流石にそれ以上勝ち進むのは難しいと思ったのか、OBが来校して"勝負に負けたときの歌"を伝授してくれました。 こういう歌もあるのかと、ちょっと面白かったです。
準々決勝当日は、学校から太鼓を打ち鳴らしつつ、徒歩で球場(旧広島市民球場)へ向かいました。 無論、裸足に学ランで。 途中、広島で当時最も賑わっていた「本通り商店街」を通ったのですが、買い物客はドン引きしてましたねぇ…その頃にはそれが快感にまでなってましたが。(笑)
対戦相手が強豪・広島商業だったので試合は残念な結果に終わり、以来母校の活躍は聞かずじまいですが、いつか自力で甲子園に出てきてもらいたいものです。