北陸フリーきっぷで行く乗り鉄の旅(1)

城端つごもり大市を訪ねてから早や一週間。 エントリを書く時間がなかなか取れませんが、もたもたしてると「北陸」「能登」が時刻表から姿を消してしまいます。
そこで内容を2部〜3部くらいに分けてアップすることにしました。 もっとも、ラストランに間に合わせる必要なんて別にないのですが…。


今回も一応「北陸」を予約しようと発売開始日(乗車日の一ヶ月前)に窓口へ出向いたのですが、ちょっと出遅れてしまい、案の定「北陸」「能登」共に満席で予約が取れませんでした。 「能登」には自由席もありますが、座れなかった場合のダメージが計り知れないのでパス。 素直に上越新幹線+在来線特急で出掛けることにしたのです。
どうせ夜行に乗れないなら予約に縛られたくないなと思い、切符は出発当日に購入しました。 座席指定は乗車直前まで保留しておこうという算段です。
購入にあたって以下の疑問点を確かめてみました。

  • Q1:北陸フリーきっぷは、列車を指定しないと利用開始日にしか買えませんよね?
  • A1:いいえ、利用開始日を指定すれば前売りします。
  • Q2:JR東日本で買った北陸フリーきっぷの復路の座席指定を、JR西日本エリアの駅で受けることはできますか?
  • A2:出来ます。

この切符は単なる乗車券ではないせいか、前売りしてもらえるのでした。 以前間違った情報を書いたエントリは訂正してあります。

ただし往復の予約を全くせずに購入するのは、あまり現実的ではありませんね。 それだと乗車日当日にしか買えませんから。

寝台特急「北陸」のB寝台ソロに大興奮(2009年3月15日記) - しまうま技研

なお前売りがいつからなのかは聞きそびれましたが、これは指定券の場合と同様でした。

※ご利用日の1ヶ月前からの発売となります。

http://www.jreast.co.jp/tabidoki/service/hokuriku/index.html

この切符には2枚の本券(ゆき券・かえり券)のほか、3枚の利用案内が付属します。
今回、その2枚目に「北陸」「能登」に関する注意書きが追加されていたのは特筆すべき点でしょう。

往路の座席指定は、東京駅の指定席券売機で受けました。

これにゆき券を入れれば、(当然ながら)追加料金なしで座席指定を受けられます。
有人窓口は列が出来ていましたが、券売機はガラガラ。 おまけに座席をピンポイントで指定できるので、私みたいに何でも自分でやりたがる人間にはうってつけの機械でした。


さて、待ち時間や混み具合を勘案した結果、往路は「Maxとき325号」と「はくたか14号」に決定。
実はこのとき、Maxの2階窓側席は満席だったので後発便も検討したのですが、到着が遅くなりすぎるので1階席(もちろん窓側)で我慢しました。
ホームで待っていると、入線してきたMaxときが専用塗装(「とき色」ラインが入り、ときの意匠が描かれている)車両だったのでちょっと感激。
しかし…予め知ってはいたのですが、1階席の眺めは最悪でした。 防音壁が邪魔して景色が殆ど楽しめないので、夜間はともかく、日中はお勧め致しません。


越後湯沢で「はくたか」に乗り換えてからは、車窓の景色を満喫しました。 雪原を在来線最高速で疾走する「はくたか」。 そこに痺れる憧れるゥ!
予定では終点の金沢まで行くつもりでしたが、乗車中いろいろ考えた末、一旦高岡で降りることにしました。
高岡駅では北陸フリーきっぷの「ゆき券」と共に指定券も無効化して貰いましたが、この駅での無効化は「乗車記念」と明記されたスタンプを押印した上、入鋏(パンチング)を行うというものでした。
今回の旅では乗車券が手元に残ったので、何となく幸せな気分です。