「君のいる町」第1巻〜第9巻(連載中)

広島銘菓・もみじまんじゅうのイラストにもなった、瀬尾公治氏の連載漫画。

今見るとリンク先が全部消滅してますが、再販当時に注文して、無事入手できました。

サービスでイラストの描かれた手提げ袋が付いていて、同じくイラストの入った包装紙と共に大事に保管しています。
が、大事にし過ぎてどこに保管したものかとんと忘れてしまい、すぐに出ては参りませぬ…。
再販は限定1,000個ということでしたが、注文はちょうど6月末日で締め切ったようなので、販売数は1,000個には僅かに届かなかったのではないかと推測しております。
まぁまんじゅうの話はさておき、いつか読みたいと思いながらもすっかり忘れていたところ、帰りのフェリーの売店で5巻と6巻が売れ残っているのを見て、帰路に寄り道して第1巻から最新刊までまとめ買いしてきた、というわけです。

君のいる町(1) (講談社コミックス)

君のいる町(1) (講談社コミックス)

瀬尾氏の作品は初めて読みました。 アニメ化された「涼風」は観てますが。
でこの作品、「涼風」のスピンオフだそうで、ところどころに前作のキャラが出てまいります。 また最新刊では、主人公が涼風の居たマンションに住むことになったりとか…「涼風」と設定を共有することで作品の世界観が広がり、厚みが増している感じです。 前作に思い入れがあるなら一層楽しめるんじゃないでしょうか。
また前作を知らなくても、絵は丁寧だし、ヒロイン・柚希の健気なキャラや切ないストーリー展開に引き込まれるのではないかと思います。
加えて「地方が舞台の青春群像劇」*1という点で「true tears」と通ずるものがあり、ファン層が重なるかも知れません。
個人的には、作中に出てくる広島弁に懐かしさを覚えました。 強調表現である「ブチ」なんて、広島をあとにして以来、全然聞いてませんもん。
そういうこともあって、続巻に期待してます。

*1:群像劇と言うには、ラブストーリーの比重が高いです