道の駅「雷電くるみの里」で維新の志士と出会う

臼田宇宙空間観測所を見学したあと道の駅を7箇所廻ったのですが、長野では2箇所でしか記念きっぷを入手できませんでした。
そのうちの1箇所、「雷電くるみの里」では、いろいろ面白いものに巡り会えたのでご紹介。

上記の国土交通省サイトでは一切触れられていませんが、ここは江戸時代の力士・雷電爲右エ門の出身地なのだそうです。

雷電爲右エ門(雷電為右衛門 、らいでん ためえもん、明和4 年(1767 年) - 文政8年2月21日(1825年4 月9日))は、信濃国小県郡大石村(現長野県東御市)生まれの江戸時代の大関

雷電爲右エ門 - Wikipedia

駅名はもちろんそれに因んだもので、建物の一角が雷電資料館*1として整備されていました。


ここで意外なお宝を発見! 幕末維新の志士たちの集合写真です。

キャプションは以下の通り。

この写真は慶応元年(一八六五年)二月、勤王志士たちが密かに長崎に集結した時の記念写真です。
写真中央に写っている、ウイリアム・フルベッキ(当時五歳)の孫にあたる、中村保志孝氏が所持していたものです。
力士雷電爲右ヱ門顕彰の碑文を書いた佐久間象山は、この半年前(元治元年七月十一日)に、尊攘派によって暗殺されました。

歴史に疎い私でも名前は知っているという、錚々たる面々が写っています。


大河ドラマの福山龍馬は結構いい線いってるかも。 西郷さんは精悍です。
 
良くは分かりませんが、これ超一級の歴史資料なんじゃないでしょうか? 是非一度、ご自身でとくとご覧あれ。
なお、撮影にあたっては事務所の方の許可を得ております。


P.S.
この道の駅には、募金が出来る自動販売機というのもありました。



試しに100円を募金してみましたが、自動音声で御礼アナウンスが流れるものの、赤い羽根が出るとかの見返りはありません。

*1:パンフレットには雷電展示館と記載