這いよるアニメ調イラスト
企業や官公庁などの「お堅い」ところが、人目を惹くためにイラストを使う……ってのは昔からありましたが、近年はその頻度が上がって質も向上しているように思います。
例えば昨年、情報処理学会誌の表紙を飾った初音ミクさんとか。
情報処理2012年05月号別刷「《特集》CGMの現在と未来: 初音ミク,ニコニコ動画,ピアプロの切り拓いた世界」
- 出版社/メーカー: 情報処理学会
- 発売日: 2012/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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PR系では、自衛官募集のイラストがいい味出してました。
工事の告知板にも、なかなか味わい深いものがあります。
もう撤去されてしまいましたが、秋葉原の歩道工事に関する告知看板。
これももう工事が済んで撤去されてしまいましたが、雷門向かいの工事現場にあった看板。
就活イベントも、もはや例外ではありません。
昨年、燕三条駅構内に掲示されていたポスター。
これも同じ日、燕三条駅構内に掲示されていたものを撮影。 ブレがひどくて分かりづらいのですが、競輪のポスターです。
それでも、ホテルの館内案内でこのイラストを見つけた時はさすがに驚きました。
山陰の某ホテルにて。
元ネタを知っている宿泊客はどのくらいいるんでしょうか?
地域おこし系は、このトレンドのメインストリーム。
第31回野々市じょんからまつりのポスター。 道の駅「倶利伽羅源平の郷」でみかけました。
イラストを描いたのは確か学生さんだったと記憶してます。
群馬県が世界遺産登録を目指している富岡製糸工場跡近くには、こんなノボリが立ってます。
また、お隣の甘楽町には公認キャラクターがいて、グッズが道の駅「甘楽」で売られています。
甘楽町では現在、ゆるキャラを募集しているようですよ。
穴水駅には和倉ななおさんがいますが、彼女以外にもこんなキャラが。
オーソドックスなイラストも、「鉄道むすめ」が掲示されている駅では新鮮に見えます。
鉄道むすめ絡みで「壬生ゆうゆ」ってキャラもいます。
秋葉原でもUDXで物産展をやったことがありまして、そこで関連商品を追加購入したんだっけか。
以前ご紹介した「花と泉の公園」は、グッズ販売はメンテ中になっていますが、今年もかゆらゆか画伯のイラスト入りポスターを作ったようです。
この状況、むしろ「進撃の」と形容すべきかも知れません。
ところでこの分野、先駆者がいるので、お後はそちらへお任せします……。
P.S.
以前地下鉄で見かけた、謎の番宣中吊りポスター。
いや、「モーレツ宇宙海賊」は観てたから知ってるんですが、車両一編成の広告枠を丸々買い取ってまで何をしたかったのか分からなくって。
インパクトはありましたが、アピール先を間違っているような……。