便所の落書き

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060119-00000101-yom-sociより抜粋

建物への落書きは「建造物損壊」、最高裁初判断


 公園のトイレにペンキで「戦争反対」などと落書きしたとして、建造物損壊の罪に問われた東京都杉並区の書店員木下正樹被告(27)に対し、最高裁第3小法廷(浜田邦夫裁判長)は、上告を棄却する決定をした。
(中略)
弁護側は、「落書きがあったからトイレを使用できないと思う人はおらず、建物の機能を損なっていないから、建造物損壊罪は成立しない」と無罪を主張していた。

何でこんなつまらない事件が最高裁まで行ってしまうのか。 書いた文字が「夜露死苦」じゃなく「戦争反対」だったからかな?
多分、弁護士や支援団体が活発な活動をしたんだろうな。
素直に罪を認めれば軽犯罪で済んだのに、下手にツッパるから重い罪が適用されちゃうんだよ。


驚いてしまうのが弁護側の主張。 被告個人の主張ならまだ分かるが、弁護士が鵜呑みにするようなものじゃないでしょう。
本当にそう思うなら弁護士さん、自宅の玄関に落書きされても文句は言えませんね。


しかし落書きをした被告、こんなことして共感が得られると思ったのかな。
むしろ反感を買うだけだと思うのだが。