して、自己採点結果は・・・

結論から言うとダメダメ。 やはり「簡単なはず」の法規で失敗してしまいました。
3アマ・4アマの法規は、極端に言うと「常識をわきまえていれば何とかなる」問題なのですが、1アマのそれは「重箱の隅をつつく」ような、ちょっといやらしい問題。 例えば、こんな問題がでます。

次の記述は、虚偽の通信を発した者に対する罰則について電波法の規定に沿って述べたものである。
[   ]に入れるべき字句の正しい組合せを下の1から4までのうちから一つ選べ。

[ A ]に利益を与え、又は他人に損害を加える目的で、無線設備によって虚偽の通信を発した者は、[ B ]に処する。

  A            B
1 自己若しくは身内の者   3年以下の懲役又は150万円以下の罰金
2 自己若しくは身内の者   5年以下の懲役又は250万円以下の罰金
3 自己若しくは他人     3年以下の懲役又は150万円以下の罰金
4 自己若しくは他人     5年以下の懲役又は250万円以下の罰金

正解は3で、これはちゃんと解答できたのですが、実のところ細かい数字なんかどうだっていいじゃないかという気になります。 無線局には電波法令集(または抄録)の常備が義務付けられているので、細かい条文はそれで確認すればいいわけですし・・・ま、これが試験というものでしょうけど。
知っていればどうということもないけど、知らなければいくら考えても無駄、というのが法規です。
前回、法規を舐めてかかって失敗しているのに、またも同じ過ちを犯してしまいました。
それもこれも、苦手意識のある無線工学にウェイトを置いたためですが、それ以前に絶対的な勉強量が不足していたのが問題っすね・・・。


気を取り直して、無線工学の自己採点。
過去問にない出題は今ひとつ正解に確信が持てませんが、こちらはどうやら合格点に達している模様。 でも法規と無線工学の両方で合格点に達していなければならないので、いくらこちらの出来が良くてもダメなのです。 トホホ・・・。
手持ちの過去問題集になかった出題としては、分周比からPLL回路の出力周波数を求めるものと、地中に埋めた接地板(アース)の抵抗値を問うもの、それに問題はほぼ同じながら、設問を微妙に変えたものがありました。


それにしても、負帰還増幅回路(NFB)の増幅率を問う問題を落したのは残念だったなぁ。 公式の導き方まで勉強したのに、すっかり忘れてしまってた・・・orz。
・・・次回もチャレンジしたいと思います。