ラブゲッCHU〜ミラクル声優白書〜 の総括

9月20日に放送された1時間スペシャル(第23話・第24話)が実質上の最終回。
オーディションはグダグダだったけど、ラストは余韻を残して案外綺麗にまとめてたと思う。 第23話の次回予告ナレーション、「オーディションの結果は・・・敢えてここでは言いません」というセリフに、不覚にもジンときた。(^^;


9月27日放送の番外編は、普通の作品なら未放映DVD特典になるようなサイドストーリー。 商売っ気がないな・・・というか、ゲームで儲ける算段なんだろうね。
この回はオカルト風味のハジけた内容で、第8話「天音、反抗させていただきますっ!」に似た無軌道っぷりではあったけど、こういうハジけた雰囲気の作品でしたということか。 確かにこの手の業界モノは、扱いによっては陰惨な内容になりかねないから、それで良かったのかも知れない。


正直言ってあまり話題性のある作品ではなかったけれど、その割には結構楽しめた。 特にラスト近くに切り替わった第3オープニングは出来が良く、観ていて楽しい。 これまで作画がどうのとかエラソーな事を書いてきたけど、これには素直に賛辞を送りたい。

おまけ:旧オープニングの背景について

ラスト近くの俯瞰シーン、そのモデルについての調査報告をば。
画面左上に特徴のあるビルが写っている(赤枠内:横長・台形のビル)が、これに見覚えがあったので調べてみた。
(C)小泉まりえ/アリコシステム


どうもこれ、港区芝大門にある「秀和芝パークビル」がモデルのようだ。
 


その奥に見えるのが、浜松町の世界貿易センタービル
ところが、これらのビルがこのアングルで見える方向には、手前にあるようなビルはない。 その検証のため恵比寿ガーデンプレイスタワーにも出向いてみたが、生憎その方角には展望コーナーはなく、眺望を確認することは出来なかった。
代わりにGoogle Earthを使ってみたが、イマイチ良く分からん、というのが正直なところ。


実は手前のビル群は、都庁から見える「新宿グリーンタワービル」や「新宿スクエアタワー」などとそっくりなのだ。


で、結論としては「複数の展望台からの眺望をコラージュして作った背景」ということになろうかと。
どうもお粗末さまでした。 m(_ _)m


P.S.
おぉそうだ、公式サイトが模様替えしてた。 10月2日からラジオ番組が始まるのだそうだ。