ギャラクシーエンジェる〜ん 第4話「誘惑!3時のカフェテーブる〜ん」

第2話〜第3話と面白さが下降気味だったけど、今回は持ち直してた。
第3話「伝説!食材サバイバる〜ん」は"伝説の鍋"を作るため食材を探し求めるストーリーだったわけだが、そもそも「何故に鍋?」という疑問が払拭されないまま物語が進展してしまい、何だか話について行けなかった。 例え荒唐無稽なスラップスティックコメディであっても、やはり話の発端には何がしかの必然性がないとつらいね。
今回はOPにも出演してるお姫様・ナツメ・イザヨイ陛下が初登場。 世間知らずで高飛車で"おちゃっぴー"というキャラ設定は、話を転がしていくには実に好都合。 それだけでメインキャラの個性と共鳴して

ナツメ姫:「わらわの世話が出来ることを光栄に思うのじゃ」
ナノナノ:「頭が高いのだ!」

なんていう、妙に可笑しな会話が成立してしまう。 この作品は、こういう軽妙な会話が面白さの主軸になりそう。
作画の方はOP同様、とにかくよく動いてる。 今回の板野サーカスばりの戦闘シーンは、「ギャグアニメで何もそこまでしなくても」と思ってしまうほど。 そのギャップの面白味を狙っているのかも知れないが、既に過去に事例があるので新鮮味が・・・頑張ってもあまり報われないかも。 ただ熱意はビシバシ伝わってくる。
EDも手が込んでるね。 些細な事だけど、「岸誠二」印を押下する書類が「始末書」「債務残高証明書」「領収書」「外国人登録証明書」と、毎回変わってる。 芸が細かいというか何と言うか・・・この労力も微妙に報われない気がするが、それも監督の心意気の現われなんだろうと善意に解釈してます。