超臨界流体

NHKサイエンスZERO」10月28日放送分のテーマ。 初めて聞く言葉だったので興味深かった。
物質は固体・液体・気体と相変化するが、ある条件下では液体と気体の性質を併せ持つ超臨界流体になるのだそうだ。 例えば二酸化炭素は、摂氏31度・73気圧でこの状態になるという。
超臨界流体は、液体のようにものを溶かし込む溶媒になりうるが、一方で気体のように拡散しやすい性質を持っている。 この性質を利用して、香料の原材料となるエッセンスを抽出するのに使われているそうだ。 番組では超臨界流体となった二酸化炭素を利用して、コーヒー豆から香りの成分を抽出するプラントが紹介されていた。
他にも用途はあるのだろうが、まだ最後まで観終わっていないので、とりあえずここまでご紹介。 見逃した方は再放送をどうぞ。