瀬戸の花嫁 第9話「バトルランナー」
新キャラ、大財閥の御曹司・三河海登場。
以前からこの作品は「うる星やつら」をモチーフにしているなと思ってたけど、今回改めて再認識。
共通点をざっと挙げると
他にもあると思うけど、これ以上リストアップしなくてもいいでしょ？
ちなみに、気付いている人も多いだろうけど、サブタイトルは映画の題名から取ってるみたいだね。
前回（第8話）はヒロイン（燦）とその幼馴染み（留奈）のガチンコ勝負というヤマ場だったから、本編の尺を伸ばしてエンディングに一部食い込んでたけど、今回もいろいろ詰め込まれててかなり忙しない展開だった。 もっとも、ギャグアニメならこのくらいアップテンポの方がいいかも。 ただ、あまりセリフが早口だと聞き取れなくて興を削がれるんで、そこは工夫の余地ありかな。
相変わらず野川さくら嬢の怪演には圧倒される。 以下は第8話の感想になってしまうけど、「ばーかばーか」というセリフにタメを効かせて「ぶぅぁーかぶぅぁーか」と言ってみたり、とにかく「血管が切れるんじゃないか？」と思うようなテンションの高さ。
本作品の留奈を始め、「マジカノ」の魔宮あゆみとか、「舞-乙HiME」のシホ・ユイットのように「一見カワイイけど、実は腹黒」というキャラを演じさせたら、右に出るものはなかなかいないのではないか。*1 視点の定まらないイッちゃった目で繰り出される「ワタクシ様」というフレーズが印象的。
それに比べると、三河海のキャラはちょっと弱い。 イケメン御曹司という設定は、面堂という前例があるからインパクトに欠ける。 三河弁だけではなぁ・・・というか、やっぱり留奈（と中の人）のキャラがいい意味で強すぎるんだと思う。
あと、作中での方言について以前id:kkobayashi氏の瀬戸の花嫁 第01話「極道の妻」 - エネルギー吸収と発散でコメントさせてもらったけど、実際はいろんな方言が混ざってますね。 確かに土佐弁らしきものも入ってるし。
*1:あ、でも巻もいい勝負だったな
