BSデジタル放送の普及率について

郷ひろみを起用したBSデジタル放送3000万記念キャンペーン、ご覧になった方も多いかと思います。

この3000万という数字が契約数(≒世帯数)なのか、それともB-CASカードの申請数なのかはっきりとは分かりませんが、よくよく考えると、これは結構すごいことなのかも知れません。
平成17年の国勢調査によると、日本の世帯数は4822万世帯なのだそうです。

仮に3000万という数字がBSデジタル契約数だとすると、それはBSデジタルを観ている世帯数とほぼ同じと考えられますから、世帯普及率は
\frac{30,000,000}{48,220,000}=62.21%
ということになり、既に過半数の世帯がBSデジタル放送を視聴しているという結果になります。
しかもBSデジタル機器は、初期のものを除いて殆どが地デジにも対応していますから、ほぼ同数の世帯が地上デジタル放送に即応できると考えてよいでしょう。 実際、下記情報によると、BSデジタルの少し後を追うように地上デジタルも普及しているようです。


P.S.
報道されたのかどうか分かりませんが、BSアナログハイビジョン放送は、去る9月30日でひっそりと終了したようです。

空いたチャンネルは、来月1日から3つのデジタル放送で使われ始めるとのこと。