GR -GIANT ROBO- Qubit:07「荒原」

TOKYO MXにて放映中。 新番組ではないけれど、地上波初放映だそうです。 深夜アニメにはあまり積極的でない印象がある同局ですが、なかなか渋いチョイスだと思いました。
私は、「ジャイアントロボ」というと実写版を思い浮かべてしまう世代。 ロボの背中のロケットが火を噴くシーンが好きでしたね。


さてこれは、キャラ/メカデザインを始めとする各種設定を現代風にアレンジしたリメイク作品。 私の目からすると確かに新しいんだけれども、黒目や唇のあるロボットとか、サブキャラのデザインはやっぱりレトロ。 ま、これは「009-1」とか「スカルマン」などと同様、少しノスタルジーを感じながら楽しむものだと思うので、当然と言えば当然ですが。 それでも、GR-1の頭部のデザインは凄みがあって秀逸。
「国籍を持たないニュースメディア」BFNによる解説や次回予告はユニーク。 でも「ロボコップ」という前例があるので斬新とまでは言えないかな。


日本で発掘された「エドフの鉄神」(GR-1)を巡って、謎の組織GROと国連の下部組織UNISOMが争奪戦を繰り広げる・・・というのがこれまでのストーリー。 今回は、謎の少女ヴィーの正体が諜報員「テキサス」の口から明かされるのと、GR-1のレプリカみたいなロボの登場がメインイベントだったかな。
冒頭のBFNによるニュースで、ニュートリノ(中性微子)と中性子(ニュートロン)を混同していたのが、科学考証的にちょっと残念でした。