記念イベント当日の北陸本線上り大阪行き最終列車は既に満席

日付変わって*1今日はいよいよ"審判の日"、さぞや皆様、期待と不安が最高潮に達しているのではなかろうかと存じます。 応募総数は900超、倍率にして3倍弱といったところらしいですね。
仮に当選したとしても、イベントが成功裡に終わるだろうかと気掛かりは尽きませんが、今回は交通手段についての懸念点を明らかにしておこうかと思います。


城端むぎや祭など、毎年恒例の大掛かりなイベント時には貸切バスで訪れる団体客も多いのですが、今回のイベントには鉄道か車を利用するしかありません。 途中空路を使うにしても、です。
え? 路線バスですか? ありますが、こんな感じですよ。

(クリックで別ウィンドウに拡大表示)
これは昨年1月26日に撮影した、城端庁舎近くのバス停のダイヤです。 その後ダイヤ改正があったかも知れませんが、2〜3時間に1本の割合が大きく変わるとも思えないので、かな〜り利用しづらいと思います。


自家用車で乗りつける場合は、駐車場の収容台数が問題。
じょうはな座には公称91台分の駐車場がありますが、もちろん360名全員が車で乗りつけたらアウト。 臨時駐車場が用意されるかどうかは、まだ分かりません。


鉄道の場合、バスよりはまだ本数も多いのですが、それでも1時間に1本程度。

ですので、都市部の通勤列車を利用する感覚でいると失敗します。
イベント終了が16:30(予定)ですから、16:34発の列車にはまず間に合いません。 そこで1本待って17:37発を利用することになりますが、関東方面へその日のうちに帰らなければならない人は、これが事実上の終列車なので要注意。
城端線に投入されているキハ40系気動車の定員は100名弱。 確か2両編成ですから、満員で乗車できないことも十分考えられます。 その場合は当日帰着を諦めて「能登」などを利用して下さい。 最悪でも上野まで、始業前には戻れます。


関西方面へ戻る方は、18:32発に間に合えば大丈夫。
ただし、接続する大阪行き「サンダーバード50号」の指定席は、グリーン車も含めて既に満席になっています。

この列車、始発の富山から高岡までは空席があり、しかも前後の日・週の同じ便にも空席があることを考えると、「true tearsご来城記念ファンイベント」参加者の予約で満席になったとしか考えられません。 ファンの行動力、恐るべし。
ちなみに、5日に掛かる他のイベントは以下の通り。

  • 黒部峡谷七夕飾り(黒部市:7月1日〜7日)
  • 第46回戸出七夕まつり(高岡市:7月3日〜7日)
  • 朝日町町制施行55周年記念 第16回翡翠カップビーチボール全国大会(朝日町:7月4日〜5日)
  • 立山まるごとウォーク(富山市:7月4日〜5日)

もっとも、落選した人がキャンセルする可能性もありますし、この列車には自由席もありますので、諦めるのは早いと思いますが。

そしてこれに乗れなくても、当日帰着を諦めれば、高岡02:37発の急行「きたぐに」があります。 こんな時間に営業している駅なんて、首都圏には(多分)ありませんよ。 やっぱりすごいよ富山。


問題は、列車待ちの時間をどこでどう過ごすか、ですね。
高岡駅なら広めの待合室がありますが、城端駅での1時間待ちはちょっとキツいかも。 それに、19〜20時で閉店する店舗が殆どです。
やはり、最初から余裕を持ったスケジュールで「ご来城」されることをお勧めします。

*1:このブログは午前5時に日付が変わる設定にしてあります