コンピュータは女流棋士を超えるか?
来週月曜日(祝日:体育の日)は、コンピュータサイエンス史に刻まれる日になるかも知れません。
この日、コンピュータとトップ女流棋士の対局が予定されているのです。
・日 時 平成22年10月11日(月・祝)開場12時 開始13時
・対局者 清水市代女流王将vs.あから2010
平手一番勝負 振り駒
持時間 各3時間(チェスクロック使用)切れたら1分・場 所 東京大学本郷キャンパス 工学部2号館(東京都文京区本郷7-3-1)
情報処理学会-清水市代女流王将vs.あから2010
対局はネットでも観戦できますが、私は大盤解説会場に出向こうと思っています。
これはもちろん、「ひょっとしたら歴史の目撃者になれるかも!」というスケベ心からですが、その割には早起きできる自信が全然ありません…。
コンピュータ将棋の歴史については、以下のブログにうまくまとめられています。
より技術的な詳細が知りたい方は、情報処理学会誌 Vol.51 No.8(2010年8月号)のミニ特集「コンピュータ将棋の不遜な挑戦」をご覧になると良いでしょう。
とりわけ「2.コンピュータ将棋の最近の動向」は、コンピュータ将棋の先駆的研究者・瀧澤先生*1による、分かりやすい解説なのでお勧めです。 下記URL経由ではサンプル(1ページ分だけ)の立ち読みもできるので、よろしければどうぞ。
最初にご紹介したブログの最新記事では、対戦するシステムのマスコットキャラがネタにされています。
ゆるキャラ…というより、もはや脱力系キャラですね。 PASMOのキャラやコレジャナイロボに通じるものがあります。
脱力といえば、こんなQ&Aもありました。
思い込みと勘違いに満ちている回答といい、それがベストアンサーに選ばれていることといい、ツッこむ気力を萎えさせます…。
*1:私の恩師です