雪の越中路を行く

おととい〜昨日にかけて降った大雪で、白い蟻地獄と化した北陸地方

北陸自動車道でも30日夜から31日午前にかけて、上下線の計3カ所で大型トラックなどが運転できなくなり、中日本高速によると約1050台が動けなくなった。

http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011013101000098.html

実は私、この日も富山に出かけてました。 南砺市で開催される「雪合戦」を観戦するために。

一昨年までは城端中学校で開催されていたこの催し、ここ数年は積雪が少なく開催に支障が出ていたため、昨年から場所を五箇山のスキー場に移して運営されています。 また、ちょうど合掌造りのライトアップイベントがあったので、ついでにそれも観てきました。

1日目:ライトアップイベント

城端の町を抜けて一般道で五箇山へ向かいました。
何でわざわざ一般道で?と思われるかも知れませんが、私は雪に対して憧れに近いものを持っていまして、雪景色を愛でるにとどまらず、雪道を車で走ることすら楽しいと思えるのです。 先代の愛車は、わざわざ寒冷地仕様でオーダーしたくらい。 雪国にお住まいの方にとっては信じ難いかも知れませんが。
遠回りになるため流石に時間が掛かったものの、そこに拡がる幻想的な光景は一生ものの思い出になりました。

しばらく眺めたあと、真向かいにある食堂で「田舎そば定食」に舌鼓を打ち、それから愛車を停めた道の駅に戻りました。


帰路も一般道を使いましたが、ちょうど相倉あたりを走行しているところをビデオ撮影してありますので、ご一緒に雪道の恐怖を堪能致しましょう。(笑)

動画には殆ど写っていませんが、実際はかなりの降雪がありました。 道路照明がないところは真っ暗ですが、ハイビームにすると舞う雪が視界の妨げになるため、仕方なくロービームで走ってます。

2日目:雪合戦観戦

早朝から始まるので迷わず高速(東海北陸自動車道)を使いましたが、走りにくいのなんのって…。

雪が汚れていないため、路面がよく見えないのです。 こりゃー恐いでっせ。(雪道の恐怖その2)
幸い渋滞に巻き込まれることもなく城端S.A.までたどり着いたのですが、そこで原因不明の大渋滞。

実際は除雪車が一時的に通行止めにしていたようですが、何も情報が入ってこないので随分気を揉みました。


スキー場の入口は、前夜ライトアップ見学時に車を停めた道の駅のすぐそば。

ところが、ゲートから先の光景を見て怖気づきました。 ここもやはり、路面と雪壁の見分けがつきにくいのです。

しかも、雪の深さも分からない(雪道の恐怖その3)…無理して吹き溜まりにでも突っ込んだら悲惨なので、今回は潔く諦めました。 「恐いと思ったら無理しない」これ、大事です。
結局、この道の駅で昼食(昨晩とほぼ同じ、そば定食)を摂っただけで戻ることにしました。


帰り道、城端S.A.からヨッテカーレ城端(ハイウェイオアシス駐車場)へ行ってみたのですが、ドア下端にまで達する深い雪に遭遇し、慌てて引き返してきました。 除雪が追いつかない感じでしたが、それなら通行止めにするべきだと思いました。 私の中では、以後「埋モーレ城端」ってことになりそうです。


最後に立ち寄った「じょうはな座」は、見事な雪化粧をしていました。