君のいる町・高野町

この年末年始はまとまった休みが取れたので、久しぶりに中国・四国地方を巡る長距離ドライブを堪能してきましたよ。
近年はドライブをメインに据えつつ、ちょっとマイナーな観光名所にも立ち寄るようにしておりまして、今回は当初下記3箇所を目的地に組み込んで出掛けました。

このうち「平賀源内記念館」は年末年始は休館とのことでパスしたのですが、香川用水記念公園も残念ながら休館中でした…。


それでも遠目に阿讃トンネル出水口を確認でき、何とか水路も間近に見ることができたので、まぁ空振りではないですね。


呉の大和ミュージアムはマイナーどころかメジャーな観光スポットですが、1/10スケールの模型があると知っては外せません。


噂に違わず1/10大和はド迫力でしたが、それ以外の展示もなかなか充実しており、ここは当分客足が衰えることはないだろうと思いました。


これは日精丸の1/100モデル。 実物が400メートル近い巨大タンカーなのでこの縮尺でもデカい!


ちなみに呉には松山からフェリーで移動したのですが、松山のフェリーターミナルではこんなものが。


左は阿波踊りの観光ポスター、右は三次市の観光チラシ。 三次のイラストは「朝霧の巫女」のイラストレータ原作者によるもののようです。


さてもう一箇所、天候次第では立ち寄りを断念するつもりだったのが、広島県庄原市高野町。 「君のいる町」の作者・瀬尾公治氏の出身地です。

君のいる町(14) (講談社コミックス)

君のいる町(14) (講談社コミックス)

幸い交通に支障がなかったので無事行くことができましたが、それでも街中はこんな感じ。


せっかく立ち寄ったので、作中にも出てくる日帰り温泉施設「たかの温泉 神之瀬の湯」にて旅の汗を流してきました。


君のいる町14巻・p.134より。



年末年始は営業時間が若干短くなっていたものの、ちゃんと開いてて有難かったです。


お客は当初私一人でしたが、あとから男性が一人入ってきました。 頼めば写真撮影も可能だったかも知れませんが、そこは遠慮しておきました。 内部も作中通りでしたので、ファンなら楽しめるんじゃないでしょうか。

少々補足しておきますと、ロッカーは男性用だけで18個ありましたが、18人分のキャパはないと思います。 露天風呂も含めた広さは湯涌温泉・白鷺の湯と同じくらいですが、内風呂は半分くらいですし、洗面台は4つしかありませんのでね。


ところでこの町には北備食品という会社がありまして、初代iPadで調べると、Apple版地図ではないのに何やら妙なURLが出てきます。

これが噂に名高い「女子高生キムチ」のメーカー。 商品化のいきさつと併せてご覧下さいな。

この会社のそばにも行ってみたのですが、雪が深くて近寄れません。 ま、年末年始で休業中でしたし、そもそも見学を受け付けているわけでもないので行っても迷惑がかかります。 遠くから見るだけにしておきましょう。


この高野町、実は本年3月に道の駅がオープンする予定です。

どうやら、中国横断自動車道尾道松江線)の部分開通(延伸)にあわせたものらしく、場所も高野I.C.のすぐそばになる由。

今年は高野町がアツくなりそうです。