IT業界の多忙さ

一口にIT業界と言っても幅が広いが、ソフトウェア開発の現場は総じて"非常識"なくらい多忙だと思う。 私も実際に修羅場を経験しているから、id:muffdiving氏が元記事に憤懣をぶつける心境は良く分かる。

IT業界がどれぐらい忙しいかっていう実態しらなすぎ。

 IT系男子の仕事が毎日忙しいのは分かるけど、「仕事が忙しいからカノジョがいない」なんて、ただの言い訳よね。

 えっと、IT系といってもかなり幅広いのですが、この記事の読者層である開発系がどれだけ忙しいか、俺の例をあげると、忙しいころは月250〜280時間ほど残業してた時期、昼食休憩60分込みで勤務時間数に均すと月430〜460時間が1年半ぐらい続いてたことがありましたね。

私の知人が月200時間残業したと言っていて、どうやらそれが上限だと思っていたのだが・・・。
私自身の最高記録は月120時間程度。 当然だが、これは月当たりの総労働時間ではなく、残業と休日出勤の時間だけの合計値。 実際にはいろいろあって、もう少し多いかな・・・とにかくこの時は「もうこれ以上働けない」と思ったよ。 完徹もしたが、翌日全く仕事にならないので、以後自重してる。
他人の悲惨な体験談もいろいろ聞いて知っているが、極めつけはこれだろう。

流石にここまで酷い話はなかなかないが、これに近い話は聞いたことがあるし、私が元いた部署でも後輩が二人、示し合わせて脱走してる。 夏休みが終わっても寮に戻ってこなくて、部屋を覗いたらもぬけの殻だったんだそうだ。
そういう私も、何度もファイヤーマン任されて嫌気が差したのが転職の一因だから、脱走したようなものかも知れないな・・・。