true tearsモデル地情報

私がこの作品に入れ込むのは、もちろん絵・動き・ストーリーの全てが高レベルだということもありますが、前にも書いた通り、私自身が富山に縁があることも大きいのです。
実際、今回の旅行の主目的は「聖地巡礼」と「乗り鉄」でしたが、ついでに「個人事項証明書(戸籍抄本)」も入手してきました*1し・・・私の本籍地は富山県なんですよ。 先祖のお墓も城端線の車窓から見えるお寺にありまして、私の死後、骨はそこに納まることになっとります。
そんなわけで数年に一度はお墓参りで訪れてはいたのですが、本作の舞台と知って矢も盾もたまらなくなり、春まで待てずに出掛けてきた次第であります。


・・・さて本題に入りましょうか。
アニメ作品にモデル地があっても、通常はいろいろな配慮から若干修正が入るものです。
この作品も富山がモデル地になってはいますが、そっくりそのままの風景を見つけるのは、なかなか難しいと思っていました。 ですので取り敢えず制作スタジオのある城端を訪れたわけですが、意外なことに、第4話に出てきたシーンのモデル地を特定することが出来ました。

これは第4話Aパート冒頭のシーン。 ありふれた町並みに見えますが、手前の建物の屋根の形に注目。
そして次に、以下の写真と見比べて下さい。

これはGoogle Earthを使い、P.A.WORKSの入居しているJECビル屋上付近に視点を設定して北方面を眺めたもの。 屋根の特徴が一致しています。 どうやらこのシーン、モデルはP.A.WORKS本社からの眺望らしいということが分かります。
参考までに、私が現地で撮影した町並みも載せておきます。(全然違う場所ですが)


次に眞一郎たちの通う学校。 これはもう、事情通の方々が城端中学校がモデルだと突き止めていますが、一応、衛星写真と見比べてみましょう。

こうしてみると、結構忠実に再現されています。 スタジオ付近をちょっと歩いたくらいでは見つからないだろうと思っていましたが、意外な収穫でした。


それから同じく第4話に出てきたショッピングモール、こちらは地元の方が情報を提供してくれています。

流石に地元の方には敵いませんね。 今後もモデル地情報、楽しみにしております。


P.S.
モデル地探訪は、地元の方の迷惑にならないようにご注意下さい。

*1:最近は土・日も行政サービスが受けられるところが増えてきて有難いですね