県道10号・金沢湯涌福光線を走る

TVA「花咲くいろは」のモデル地・湯涌温泉は、地理的には城端と結構近いものの、冬季は最短距離で結ぶ道路が閉鎖されてしまうため、これまでは渋々国道304号や県道27号を利用していました。
そこで三連休の最終日、既に規制が解除されたこの区間を走破しようと、湯涌温泉へ向かったのです。

金沢市の中心部である香林坊から広坂を経て、兼六園脇の兼六坂を登る。小立野台地を縦貫して温泉地である湯涌を経由し、刀利ダムを経て南砺市の旧福光町中心部までを結んでいる。

石川県道・富山県道10号金沢湯涌福光線 - Wikipedia

(主) 10 金沢湯涌福光線 南砺市刀利(刀利ダム) 〜 石川県境 1.3 20年12月1日 11:00 21年4月30日 15:00 規制解除

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ひと口に県道10号……と言っても、石川・富山両県にまたがる道路なので管理主体はそれぞれ異なります。 本来なら異なった路線番号が付いていても仕方ないところですが、そこは利便性のために双方で番号を揃えたのでしょう。 湯涌温泉へ行くには、途中経路がどうであれ、最終的には必ずこの道を通ることになります。


この道路、Wikipediaにもある通り金沢の繁華街を起点とし、金沢21世紀美術館兼六園といった観光名所の脇を通るオシャレさん。 ところが、湯涌温泉を通過するとこんな感じに。




これが広坂付近で片側三車線になる道路の成れの果てかと思うと、感慨もひとしおです。
3枚目の写真は冬季閉鎖区間側からゲートを写したものですが、ここを通過して暫く進むと刀利ダムに到着します。



ダムを渡って対岸から眺めると、結構でかいので驚きます。



ああダメっ、吸い込まれそう……。


過去、未舗装の酷道険道で2度ほどヤバい経験をした私からすると、全線が舗装されているこの道は、どちらかと言えば安心して走れる部類に思えました。 むしろ、医王山スキー場から湯涌へ向かう県道209号の方が幅員が狭く、離合が難しくて見通しも利かないので危険ではないかと。
どちらにしろ、荒天時や夜間は走らない方が無難でしょう。


P.S.
南砺市に入ってからは、終点まで行かずに途中から城端へ向かいました。 その時に通った道。

城端俺の嫁